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日本人は頑張ることが得意な国民です。スペイン人みたいに、お昼寝(シエスタ)したら怠惰だと怒られますし、オーストラリア人みたいにきっちり定時に帰らずに、無理してでも残業をします。
その良し悪しをここでどうこういうつもりはありません。ただ、こと恋愛に関していえば、日本人の女性は恋愛を「頑張りすぎている」傾向があるのではないかと思います。
いい出会いを探すために女磨きを頑張る、彼氏に好かれるために彼のためになることを頑張るなど、聞こえはいいですが、自分がその立場になると考えると「なんだか辛そうだな」と感じます。
それよりも、出会いを探すことも、女磨きをすることも、恋人に好かれることも、楽しんだ方がいいのではないかなと思うのです。いえ、もっと言えばそれらの行為は全て、本来であれば楽しんで行うものではないかと思うのです。
同じ行為をしていても楽しむ人と、頑張る人がいます。この差はほとんどの場合、「自主的にやっている」か「誰かにやらされているか」の違いによって生まれます。
例えば「頑張って」女磨きをしている人を例に挙げてみましょう。彼女は本人の意思で「女を磨こう」と思っているわけですから、誰かにやらされているのではなく、自主的に自分の意思でやっているように見えます。
しかし究極のところ本当に毎日キラキラしている人は、いろんなことにチャレンジした結果として女が磨かれているわけで、決して「女磨きをしよう」とは思っていないんですよね。
つまり「女磨きしなきゃ」と考えている時点で、外部の何か(誰か)に、女磨き「させられて」いるのです。
他にも、恋人と頑張って仲良くなろうと努力している人は、相手から嫌われたくないから、あるいは、周囲から仲が悪いと思われたくないから、仲良くなるように努力「させられて」いる可能性が考えられるということです。
恋愛は本来もっと楽しいもので、あなたを強制させることは何一つありません。ところが、なぜかあなたは恋愛に何かを強制させられてしまっている。
そういう状態が続けば、恋愛に対して億劫になるのも自信がなくなる...
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